フェニマックス × 佐々木氏 真贋証明書という「保証のかたち」

南部鉄器の真正性は、
制度や言葉だけで保証できるものではありません。

現物を手に取ることなく、制作現場を見ることもなく、
世界中で売買される時代において、
「本物である」と断言できる根拠は、実のところ極めて限られています。

だからこそ、このサイトでは
人が責任を負うという保証のかたちを選択しています。

この真贋証明書は、Phenimaxと、
岩手・水沢で制作を行う南部鉄器職人・佐々木和夫氏、
双方の名前によって発行されます。

一方は、世界に向けて日本の本物を届ける責任を負う運営者。
もう一方は、自らの名と仕事を賭して制作を行う作り手。

この二者が連名で署名することで、
製品は初めて
「誰が、何を、どこまで保証するのか」
という問いに、明確な答えを持ちます。

この証明書が示しているのは、
品質の優劣や価値の序列ではありません。
示しているのは、
制作の出自と、責任の所在です。

どの工房で、どの工程を経て、
誰の判断によって完成したのか。

それらが後から付け加えられた説明ではなく、
最初から一体のものとして存在していること。

真贋証明書とは、
 その事実を言葉ではなく、
 責任の形として残すためのものです。

南部鉄器協会の会長職を務める佐々木氏は、
 産地全体の信頼を預かる立場でもあります。

だからこそ、その署名は
 一つの製品を超えた意味を持ちます。

個人の作品であると同時に、
南部鉄器という文化に対して
恥じないものであるかどうか。

その判断を、肩書きとともに引き受ける行為こそが、
この証明書の本質です。

Phenimaxが行っているのは、
単に証明書を付けることではありません。

「誰が責任を持つのか」を曖昧にしない構造を、
 最初から設計しているだけです。

真贋を見極めることが難しい時代だからこそ、

見極める必要のない状態を、先に用意する。
この証明書は、そのために存在しています。



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